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雑記

【体験記】オオカミ犬の里親募集に遭遇する流れ

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たけちです。

前回の記事で、僕がオオカミに出会うことになった経緯、そしてオオカミが日常の中に溶け込んできたという所をお届けしました。

この出会いは僕にとって、本当に特別なものになりましたが、たまたま縁があった、たまたま入った店のオーナーがオオカミと暮らしている人だったというだけで、意外にみなさんのところでも普通に出会う事もあるのかもしれません。

オオカミは、やはり犬と近い部分もあれば、全然犬と違って、オオカミにしかない部分もあります。

僕が子どもの頃に嫌いだった犬が好きになり、色々な事を教わったのと同じ様に、オオカミとの暮らし(僕の場合はオオカミ犬で犬が入っていますが)でも、また価値観がばこーん!と変えられましたし、本当に大切なものを日々教わっていると感じています。

このサイトでもどんどんお伝えしていきたいと思いますが、実際に暮らしてきた人が書いた本もいくつか出ていますので、ぜひそちらも読んでみてください。
(僕が知っているのはほとんど海外の方が書いているものです。ここではとりあえず載せるのはやめておきます。こちらを先に読んで欲しいので)

さて、ここからは、うちにオオカミ犬が来ることになった日までの経緯をお届けします。

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オオカミといつか暮らしたいなと思う日々

僕の日常は、就職してからというものの、割と仕事が中心になっていましたが、それ以外に何か繋がりを作ったり、経験を得たいということもあり、以前から、色々な店や場所に顔を出して、色々な出会いを見つけていました。
その中の一つの出会いが、オオカミと暮らすオーナーとの出会いだったわけです。

オオカミと出会って、オオカミと暮らすということもあるんだなあ、とオオカミとの暮らしというものが、普通の感覚に変わったものの、自分が一緒に暮らしている訳ではないし、店やキャンプなどで会うのも数週間に一回とかそんなレベルでした。
それで、いつか自分もそうやって一緒に暮らせる日がくるのもいいなあと考えていました。

よく会う友人や仕事仲間には、将来的にはこうなりたいとか、こういう生活をしたいとか、色々なことを良く話し合っていました。
その中のひとつに、いつの間にか、オオカミと暮らす、というのが入っていました。

残念すぎる知らせ

そんな感じで、仕事に打ち込みつつ、日々を過ごしていると、ある日電話がなり、出ると店のオーナーXさんでした。

悲しそうな声で、聞けばWちゃんが亡くなってしまったと。

突然すぎる知らせに呆然としました。

仕事も休めなかったので、お葬式にも顔を出せず。

なんだか信じられない気持ちでいましたが、それは事実でオオカミとふれあいというものがあっという間に無くなった瞬間でした。

 

オオカミの寿命は、何年くらいだと思うでしょうか。

Xさんは小さい頃から身近にオオカミがいたらしいのですが、40歳を超える子がいたらしいです。
生まれたときからきちんと育てて、大きな病気もせずに過ごしていれば、そういう年まで生きるのですね。
確かに他の生き物で、ぞうとかトラとかも結構長生きですよね。

ご存じの方も多いと思いますが、犬はどちらかというと大きいほうが、特に超大型犬だと寿命がかなり短いです。
サイズが大きいから短命なのではなく、人間に改良された犬だから短命なのです。

(また別に書きますが、オオカミは神道でいうと、神の使いで、死ぬと人間より上の位になります。
あとなんでか分かりませんが、七夕とか意味がありそうな日に亡くなる事が多い様です)

もう飼いきれないという人からのヘルプ要請

Wちゃんが死んで約2年。

Xさんの店は変わらず営業していた事もあり、Xさんとの付き合いは変わらずありました。

ある日、Xさんから電話がなり、話を聞いてみると、知り合いの知り合いの所で、オオカミ犬を7頭くらい飼っているのだけど、ちょっと面倒見きれなくて困っているらしい、それで里親を探しているらしい、と。

Xさんから、誰かいないかと聞かれ、少し考えてみましたが、いるとしても実家の両親くらいかなあと思いました。

実家で飼っていたミニチュア・ダックスフンドが亡くなってから、「次もし飼うとしたら、大型犬が良いな、たとえばバーニーズ・マウンテンドッグとか」

と言っていたので、でかいのはイケるかもしれないと思いましたが、いやいやただの犬じゃないから、相当ハードルが高いだろうと思い直し、その案はすぐに却下したのでした。

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のんびり静観している場合じゃない

少し日が経って話を聞いてみると、早く見つけないと、殺処分にすることになるかもしれない。

そんな話が聞こえてきました。

それは絶対イヤだな。
なんとしてもそれだけは避けて欲しいな。

殺処分になってしまう話は普通の犬でも聞くことがあります。
そういう事実があると知りながらも、中々、普段は積極的に関わらない自分でしたが、今回だけは直接話がきているし、普通の犬ではないということで、どうにも聞き流せませんでした。

「うーん、全然候補が思い当たってないけど、とりあえず3ヶ月。里親が見つかるまでの間、うちに置きましょう」

実は、ものつくりをしたくて、戸建ての賃貸に引っ越していたので、家のスペースだけは割りとあったのです。
(その家はペット不可の物件で、不動産屋に少しの間だけ預かるだけなので、許可してもらいました。その後、引っ越さざるを得なくなるのですが、それはまた別の話)

そんなことで、我が家にオオカミ犬が、しかも2匹来ることが決まってしまったのです。

まとめ

この記事では、オオカミWちゃんと出会ってから、いつか自分もオオカミと暮らしたいなあと思いながら過ごしていたこと、Wちゃんが亡くなったこと、Xさんの知り合いつたいで、オオカミ犬2匹をもう飼いきれないという人が現れたこと、その2匹をとりあえず、里親が決まるまで預かることに決めたことを、書きました。

次の記事では、オオカミ犬を迎えに行った当日のこと、我が家に来てからのことを少し書いてみたいと思います。

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たけち

IT畑で育ち、自然とものづくりを愛すアラフォー道産子。 東大でサイボーグを研究したり、外資で年間3億円の営業をしたり、オオカミ犬たちと暮らしたり。 暮らし、仕事などの情報や撮った写真を発信、アップしていきます。

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